自然に距離を置く

糸がプツりと切れてしまう前に

昨年の人間関係を振り返りまずかったな…と思い返されるのが「距離の置き方」です。ここの対処を誤り糸がプツりと切れてしまった関係が2つありました。正確にいえば自分からプツンと切ってしまったといっても過言ではありません。直感的な面もありますが何となく合わないという違和感を無視し続け、最終的には会うのがストレスになってしまったのです。人間関係なので一方が極端に悪いということはありませんが、自分が未熟でなければもう少し自然な離れ方ができたのではないかと反省しています。

一番大切なのは「自然に距離を置く」、これを身に着けることです。昔から学校や職場などが変わるたびに疎遠になっていく関係に物悲しさを覚えていました。私は全く気が付いていませんでしたが、これは暗に人間関係を自然の流れに任せるということを学ばせる機会だったのではないかと今では感じています。離れていく関係を繋ぎとめようとする悪癖のせいで糸が緩むことに敏感になり、かえって糸がプツンと切れるまでなあなあと関係を続けることを繰り返していました。また糸を繋ぎとめられないどころか、自分自身の人間関係を硬直化させる原因にもなっていたと感じてします。交友関係が広くないという自覚もあり一本一本の糸が無くなることがとても怖かったのですが、最近になってようやく縁があればまた繋がる、古い縁が無くなれば新しい縁がやってくると自然の流れ、自分の気持ちに従って素直に関係を築いていけばいいと思えるようになりました。喜ばしいことではないですが、これも沢山の痛みを味わってきた成果といえるでしょう。

近頃今の交友関係が大きく変わっていくだろうと予感めいたものを感じています。今に執着せず自然の流れに任せればいい、そう前向きに思っています。

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